下くちびるの青いできもの

下口唇静脈湖とは

  • 「下口唇静脈湖」は、下くちびるにできる青黒いふくらみのことです。

  • 血管(静脈)が広がって、血液がたまることでできます。

  • 見た目は青〜紫色の小さなふくらみで、ぶどうの粒のように見えることもあります。


原因は?

  • 年齢を重ねたり、くちびるを何度もぶつけたりかんだりすることで、血管が傷つきやすくなります。

  • その結果、血管が広がって、血液がたまりやすくなり、ふくらんで見えるようになります。


見た目の特徴

  • 直径は数ミリから1センチ程度

  • 色は青・紫・黒っぽい

  • 触るとやわらかく、少しぷにぷにしていることが多いです

  • 痛みはほとんどないですが、まれに出血したり、つぶれることがあります


治療方法

症状やご希望に応じて、以下のような治療を行います。

  • レーザー治療(炭酸ガスレーザーなど)
     短時間で治療できます。きずあとはのほぼ残りません

  • 手術による切除
     やや大きめの場合手術で切除します。きずあとはほぼ残りません。

  • 経過観察
     症状が軽く、生活に支障がない場合はそのまま様子を見ることも可能です。


まとめ

  • 下口唇静脈湖は、下くちびるにできる青黒い良性の血管性のできものです

  • 痛みは少ないですが、見た目や出血が気になる方は治療が可能です

  • レーザーや切除などで、きれいに治すことができます