下くちびるの青いできもの
下口唇静脈湖とは
「下口唇静脈湖」は、下くちびるにできる青黒いふくらみのことです。
血管(静脈)が広がって、血液がたまることでできます。
見た目は青〜紫色の小さなふくらみで、ぶどうの粒のように見えることもあります。
原因は?
年齢を重ねたり、くちびるを何度もぶつけたりかんだりすることで、血管が傷つきやすくなります。
その結果、血管が広がって、血液がたまりやすくなり、ふくらんで見えるようになります。
見た目の特徴
直径は数ミリから1センチ程度
色は青・紫・黒っぽい
触るとやわらかく、少しぷにぷにしていることが多いです
痛みはほとんどないですが、まれに出血したり、つぶれることがあります
治療方法
症状やご希望に応じて、以下のような治療を行います。
レーザー治療(炭酸ガスレーザーなど)
短時間で治療できます。きずあとはのほぼ残りません手術による切除
やや大きめの場合手術で切除します。きずあとはほぼ残りません。経過観察
症状が軽く、生活に支障がない場合はそのまま様子を見ることも可能です。
まとめ
下口唇静脈湖は、下くちびるにできる青黒い良性の血管性のできものです
痛みは少ないですが、見た目や出血が気になる方は治療が可能です
レーザーや切除などで、きれいに治すことができます