埋没法(二重まぶた手術)の術後経過~腫れ・内出血・ダウンタイムの目安と過ごし方~

埋没法による二重まぶた手術は、メスを使わずに自然な二重が得られる人気の施術です。
しかし「どのくらい腫れるの?」「仕事や学校はいつから再開できる?」といった不安を持たれる方も多いです。
ここでは、埋没法の術後経過を時期別に詳しく解説します。


手術直後〜当日

手術後すぐは、軽い腫れや違和感があります。
麻酔の影響もあり、上まぶたが重く感じたり、目を開けづらいこともあります。
鏡を見ると「少し食い込みが強い」と感じることもあります。
当日は安静に過ごし、目をこすらず、冷却を心がけましょう。
メイク・コンタクトレンズは避け、清潔を保つことが大切です。


術後1〜3日

最も腫れが目立つ時期です。
個人差はありますが、二重幅が広く見えることが多いです。
冷やすことで腫れを軽減でき、また睡眠時は頭を少し高くして寝るとむくみを抑えられます。
痛みは軽度で、鎮痛薬を使用することで十分コントロール可能です。


術後4〜7日

腫れが徐々に落ち着き、自然な形が見え始める頃です。
内出血が出た場合は、黄色く変化して消えていきます。
コンタクトレンズやアイメイクも、多くの方がこの時期から再開できます(医師の指示に従ってください)。
抜糸は不要ですが、可能であればこの時期に診察チェックさせていただきます。


術後1〜2週間

腫れはほとんど引き、自然な二重ラインに近づきます。
メイクで十分カバーできる程度まで落ち着く方が多く、
周囲にも気づかれにくい自然な印象になります。
軽い運動や入浴も再開可能です。


術後1か月以降

まぶたの内部で糸がなじみ、ラインが安定してきます。
この頃には最終的な仕上がりがほぼ完成。
ごくまれに左右差や違和感を感じる場合は、クリニックで確認を受けましょう。


術後の注意点まとめ

  • 当日は目をこすらない

  • 洗顔・メイクは翌日以降、医師の許可に従う

  • 腫れのピークは1〜3日

  • 冷却と十分な睡眠で回復を早める

  • 気になる症状(強い痛み・赤み・腫れの悪化など)がある場合はすぐに受診


当院モニター症例


術前、アイプチによるやや奥二重からより幅広い二重をご希望
(埋没法4点固定を施行)

 

  
術後1週間、やや食い込みがあり、一部内出血で紫斑と黄色味がかっています

 


術後1か月の状態、二重の幅も希望通りになりました

 

 

術後合併症・リスク
腫れ、内出血、異物感(時間とともに解消されることが多い)
糸の露出、二重幅の左右差、食い込みが浅くなる、二重がはずれるなど

 

まとめ

埋没法は短いダウンタイムで自然な二重を得られる安全な施術ですが、
術後の過ごし方で仕上がりや回復スピードが変わります。
経過を正しく理解し、無理せず回復を待つことが大切です。

当院では、患者さま一人ひとりのまぶたの状態に合わせて、
自然で長持ちする二重ラインをデザインしています。
カウンセリングのみでもお気軽にご相談ください。