にきび

にきび ざ瘡 にきびあと アクネ 

にきびの写真

  にきび(尋常性ざ瘡)は、毛穴の詰まりによる毛包内での皮脂の貯留が原因です。最初は白いぷつぷつ(面皰めんぽう)だったのが、にきび菌が増殖して炎症を起こすと赤にきび、そして膿(うみ)をもったにきびへと進行します。毛穴詰まりをなくす塗り薬、にきび菌を減らす抗生物質、ビタミン剤や漢方薬など症状に応じた治療をすることで大切です。
 毛穴詰まりを改善する塗り薬は角質のピーリング作用があるため、活発なにきびを治すだけでなく、にきびあとの改善、新たなにきびの発生の予防にもつながります。保険処方が可能ですのでなるべく長期間継続することが重要です。使いはじめに刺激や乾燥が強い場合でも、塗り方を工夫することで改善できることもあります。
 また、にきびあとの赤みに対しては光治療、にきびあとの凹みに対してはダーマペン4などの治療もありますが、自費治療になります。
通常の治療では反応しない、すぐ再発するような重度のにきびに対してはイソトレチノインの内服治療が有効な場合があります。欧米では重症にきびの第一選択ですが日本でも未承認のため自費治療になります。

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