多汗症(たかんしょう わきあせ てあせ)
多汗症 たかんしょう わきあせ てあせ
精神的な緊張などで手のひらや脇などに汗をかき、日常生活に支障をきたすとき治療の対象となります。従来からの塩化アルミニウム溶液を塗ったり(自費治療)、脇に関しては保険治療でボツリヌストキシンを注射することも効果的です(手あせのボツリヌストキシン注射は自費になります)。内服薬や漢方薬などが効果のあることもあります。重度の脇汗、手汗に関しては保険適応の外用薬(エクロックゲル、ラピフォートワイプ、アポハイドローション)も処方できるようになりました。また最近では自費レーザーでエクリン腺を焼灼する方法(ミラドライ)もありますが当院ではおこなっておりません。
料金
脇汗治療薬 エクロックゲル 1本20g(2週間分) 3割負担で1,462円(12歳以上)
脇汗治療薬 ラピフォートワイプ 1日1枚 3割負担で約80円 (9歳以上)
手汗治療薬 アポハイドローション 1日1回 1本1週間分 3割負担で約700円
多汗全般 塩化アルミニウムローション 1本(30cc) 330円
(長期使用することで発汗量は減少しますが、中止するともどります。皮膚にかぶれをおこすこともあります。)
腋窩ボトックス注射(原発性腋窩多汗症で適応基準の場合保険適応) 3割負担で約22,000円
(注射して1週間後から効き始め、約半年間持続します。)
手汗ボトックス注射(足汗は行っておりません) 自費治療 55,000円(アラガン社製ボットクスビスタ、麻酔代別)
※当院ではイオントフォレーシスはおこなっておりません。